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RADツールとしてのACCESS

 業務システムを構築するうえで、採用されるデータベース及び開発言語としてよく揚げられる組み合わせとして、Oracle+Visual Basicがあります。他の選択肢としてデータベースではSQL Serverだったり、Postgresqlだったり、MySQLだったりします。又、開発言語としては.net C#だったり、Javaだったりもします。ですが、本格的で堅牢なシステムを構築するには妥当ですが、小規模のシステムを構築するには得てして敷居が高すぎる面があります。


 私がデータベース初心者が利用するツールとしてACCESSを推奨する理由としては以下のような事が揚げられます。


1.コストパフォーマンスが高い。
 なんといっても価格です。他の商用データベース(Oracel,SQL Server)に比較すると圧倒的に安いです。もちろん、Linuxベースのデータベースソフト(Postgresql,MySQL,Base等)はフリーで入手できますが(この点は疑いようが無く、この点のみを採用の判断にするのであればフリーソフトでいいと思います)、次の2.以降の点で見劣りしてしまいます。

2.技術情報が豊富である。
 4.とも絡む話ですが、Webサイト、書籍、知り合い等々、幾らでも無料・有料で情報が入手できる環境にあります。ちなみに私が十数年前ACCESS1.0を始めた頃は、周りに使っている人もいなく関連書籍も全く無く、インターネットでさえまだ普及していませんでした(まだniftyなどパソコン通信全盛の時代でした)。頼りになるのは分厚いマニュアル1冊だけでした。
 もっともACCESSのテクニカルな情報を扱う書籍、サイトは多いものの、テクニック以前の実務に役立つ考え方・ノウハウまで含んだ情報は意外に少ないと思います。そこでこのサイトの存在価値があると思っているのですが。

3.管理、扱いが楽である。
 他のデータベースソフトであればインストール、構築まで様々な手順が必要となり、時間もかかります。ACCESSであればWORD,EXCELをセットアップするのと変わりません。又、出来上がったデータベースは所詮ファイル1個なので可搬性が高いと言えます。バックアップも楽です。

4.普及している。
 使いこなしているかどうかは別にして、ユーザー数が圧倒的に多いと言えます。いくら一部の熱狂的なユーザーがいたとしても絶対数が少ないと製品自体が消滅の憂き目に遭う可能性だってあります。『桐』とかどうなってしまったんでしょう。そういえば『五郎』とかいうのもかつてありました。

5.必要な機能は一通り揃っている。
 ACCESSはデータベースエンジンであり、フォーム・クエリー・レポートを備えた開発環境かつ実行環境であり、Visual Basicという本格的な開発言語を搭載しています。つまり、データベースシステムを構築する上でとりあえず他に何もいらないのです。他のデータベースであれば開発言語は必ず必要としますし、レポートは別にソフトの購入が必要だったりします。

 以上のようにACCESSは様々な点でRAD(Rapid Application Development)ツールとして優れている事がわかりましたが、ここで一つ問題があるとすれば、RADツールにありがちの癖というか特徴を知らないで使うと性能を活かし切れなかったり、余計に工数がかかったりするという事です。このサイトではその癖に焦点をあてて行こうと思っています。

 次回ではACCESS利用の際の方針(このサイトでの紹介事例の開発方針)について述べてみたいと思います。

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ジャンル : コンピュータ

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