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ソーシャルネットワーク ザ・フェイスブック改めフェイスブック

 「ソーシャルネットワーク」を見た。

  1人のパソコンオタクが憧れの女性に振られ、その腹いせに一晩で立ち上げた女子大学生の比較サイトがとんでもない勢いでアクセスを集め、大学のサーバーをダウンさせたことから、この物語は始まる。

 そのあまりの手際のよさでこの物語の主人公の天才性を見せつけるシーンではあるが、ネットワークに不正にアクセスし、個人情報もへったくれもない無軌道な言動に眉を顰める人もいるかもしれない。

 どんな優れた技術であれサービスであっても、発端となる動機は高邁な理念でも何でもなく、単なるエゴや下卑た煩悩であったりする。逆にそこに親近感や人間らしさを感じた人もいるであろう。

 その後、フェイスブックの奇跡的な成功の裏で嫉妬、羨望、裏切りとダーティーな人間模様が繰り広げられる。

 5億人のユーザーの心を繋いだ主人公が、ついに1人の女性の心と繋がることが出来なかった彼の孤独が、最後のシーンで訴えかける。

 それにしてもナップスターの作者がフェイスブックの創立時のメンバーだったとは驚きである。当初「ザ・フェイスブック」だったサイト名を彼のアドバイスで「フェイスブック」に変更したというくだりがあるが、「ザ・フェイスブック」のままだったらこれほど世界中に普及したかどうか疑問だったかもしれない。

 いつも思うのだが、日本とアメリカのソフトウエア制作の現場を見ると、つくづくそのプロセスの違いに考えさせられる。

・日本の場合
1.マーケティング・企画し、機能を確定した上で、開発費を見積もる。
2.開発費をベースにして、ユーザー数を想定し、収益性を考慮しながら、サービスの価格を決定する。
(場合によっては1.と2.が逆転し、確保できる予算から開発費が決められる場合もある)
3.日本に限定して有償で公開する。(無償の場合であってもかなり限定的)

・アメリカの場合
1.予算にかかわらず、思い思いのソフト、サービスを開発する。
2.世界に向けて全て無償で発信する。
3.収益よりもまず普及させることに徹底する。
4.スポンサーを募る。逆に普及すれば自然にスポンサーの方から声を掛けてくる。
5.広告、その他で収益を得る。

 一概には言えないが、体勢的にはアメリカ型の方に分があるように思われる。アメリカ型の場合、最初から英語で発信できるというのもかなり大きい。

 日本発の世界に向けて発信されるソフトなりサービスが出てくることを期待したい。
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