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選択クエリー(その1)

今回からクエリーについて学んでいきます。

本来のクエリーの意味はデータベースに対し、様々な条件で問い合わせて結果を得る事を言います。一般的にデータベースの世界ではSQLといって問い合わせるための専用の言語があり、プログラム言語と組み合わせて使用します。

ACCESSにおいてはSQLを知らずとも専用のクエリーグリッド上でビジュアルに条件を指定し、名前を付けてオブジェクトとして保存することが出来、それを単独で実行したり、フォームやレポートと組み合わせて使用します。

今までも実は折に触れてクエリーを利用してきました。例えばレポートでレコードソースでクエリービルダーを使用してクエリーを作成しました。この方法で作成した場合は、レポートの中に内蔵される形になりますので、オブジェクト一覧には表示されません。

予め単独でクエリーを作成し、名前を付けて保存し、レポートのレコードソースでそのクエリーを選択する方法も実は可能でした。他のレポートでも同じクエリーを再利用する場合などはこの方法が便利です。

実務で作成されるシステムにおいてはクエリー単体で使用される場面というのは意外に少なくて、基本的に入出力のインターフェースとしてはフォームかレポートであり、クエリーはテーブルとフォーム・レポートの繋ぎというか橋渡し役というか裏方的な役回りになるのではないでしょうか。

逆にクエリー単独で使用すると便利なのは以下のような場面かと思います。

1.分析リストなど、出力結果のレイアウトよりも抽出・集計・計算に重きを置くアウトプットが求められるケース。
2.開発中でのデバック、データ作成、コンバートなど気軽に使えるツールとしての使い勝手が求められるケース。。

前置きはこれくらいにして具体的にクエリーの演習に入っていきますが、やり方としてT_生徒番号を題材にして問題形式で様々な条件で問い合わせるクエリーを作っていきましょう。

まずは現在のT_生徒番号のデータを見てみます。仮に以下のようにデータが蓄積されているとします。ここで性別と都道府県に着目しておいて下さい。

 T_生徒番号

1.都道府県が「宮城県」のものを抽出し、生徒番号・姓漢字・姓かな・都道府県を表示する。

該当都道府県で抽出 

テーブルを開くと全てのフィールドが表示されますが、これを選んで表示するにはクエリーを使います。クエリーグリッド上で表示したいフィールドをドラッグして追加していきます。「住所都道府県」の抽出条件欄に"宮城県"と指定します。条件が文字列の場合はダブルクオーテーションで囲みます。ちなみに比較対象になるフォールドの型が日付型の場合は「#」で囲み、数値型はそのまま指定します。以下出力結果です。

該当都道府県で抽出(結果) 

2.都道府県が「宮城県以外」のものを抽出し、生徒番号・姓漢字・姓かな・都道府県を表示する。

該当都道府県以外を抽出 

「~でない」を指定するには、否定子として「<>」又は「Not」を使います。結果は宮城県以外の生徒が抽出されました。

該当都道府県以外でちゅうしゅ(結果) 

3.都道府県が「宮城県」で性別が男の生徒を抽出する。

該当都道府県で男を抽出

複合条件の問題です。2つ以上の条件が組み合わさるパターンとしてはAND条件OR条件があります。この問題はAND条件になります。グリッド上は横に指定していきます。「男」はデータ上は「1」なので、"1"と指定します。結果は下記のようになります。

該当都道府県で男を抽出(結果)

4.都道府県が「宮城県」以外か性別が「女」の生徒を抽出する。

該当都道府県以外か女を抽出

今度はOR条件です。ORの場合、グリッド上は欄をずらして指定していきます。OR条件が増えていった場合も下にどんどんずらして指定していけば大丈夫です。

結果は以下のようになり、OR条件なので、「沖縄県」で「2」のように2つの条件を両方満たすものも対象となります。

該当都道府県以外か女を抽出

次回は演算クエリーについて学びます。

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