ふりがなコントロール
今回はふりがなコントロールについて考えてみます。
姓漢字を入力したら姓かなについても入力したときのふりがなを利用して自動的に入力されたら便利です。名漢字、名かなそして家族フォームの名漢字、名かなも同様です。
ACCESSではウイザード機能というのがあってプロパティの設定の細かいことを知らなくとも画面の指示に従っていくだけで設定が済んでいくので知っておくと便利です。ACCESSの数あるウイザードの中でもこのふりがなコントロールウイザードはわかりやすいので、今回はウイザードに従ってやってみることにします。
ただ、ウイザードというのは最初に設定するときのみ有効なので、後で設定を変更するときにはプロパティを直接変更する必要があり、その詳しい設定方法をやはり知らなければなりません。これも考え方ですが、いちいち調べて設定を間違ったりするよりは、一旦設定自体を削除して、もう一度ウイザードで作り直した方が早い場合もあります。たぶんこのプロパティに関してはその方がいいでしょう。
以下がウイザードに従った画面の流れです。ウイザードを使うときの注意としてはふりがなの基になるコントロールから起動するということです。この場合は「姓漢字」と「名漢字」になります。
姓漢字のふりがなプロパティ
ふりがなコントロールウイザード
漢字に変換するときに、入力したかなでそのまま変換される場合は問題ありませんが、訓読みや熟語で入力した場合など、よみが合わない場合は入力された内容でそのままかなにも表示されてしまいます。その時は手動でかなを直して下さい。
ついでなので全てのフィールドのIME入力モードを見直しておきましょう。
姓かなのIME入力モードのプロパティ
生年月日のIME入力モードのプロパティ
タブオーダーに関してもここで設定しておきます。タブオーダーとはTabキー又はEnterキーでフィールドを移動するときの順番です。オートフォームで作成したときはそこも考慮されて、基本的には画面の左から右、上から下へ項目が移動するように設定されています。しかしコントロールを後で追加したり削除したりしたときはそれが崩れてしまいます。後から追加したコントロールのタブオーダーが最後になります。ここで一通り見直す必要があります。ついでに項目の位置を変更しておきたい場合はここでやっておきます。
配置リボンのタブオーダーをクリックすると、専用のプロパティが開きます。セクション毎に正しい順にドラッグして変更していきます。
F_家族に関しても同様にタブオーダーを設定しておきます。
次回では住所入力支援プロパティについて考えます。
姓漢字を入力したら姓かなについても入力したときのふりがなを利用して自動的に入力されたら便利です。名漢字、名かなそして家族フォームの名漢字、名かなも同様です。
ACCESSではウイザード機能というのがあってプロパティの設定の細かいことを知らなくとも画面の指示に従っていくだけで設定が済んでいくので知っておくと便利です。ACCESSの数あるウイザードの中でもこのふりがなコントロールウイザードはわかりやすいので、今回はウイザードに従ってやってみることにします。
ただ、ウイザードというのは最初に設定するときのみ有効なので、後で設定を変更するときにはプロパティを直接変更する必要があり、その詳しい設定方法をやはり知らなければなりません。これも考え方ですが、いちいち調べて設定を間違ったりするよりは、一旦設定自体を削除して、もう一度ウイザードで作り直した方が早い場合もあります。たぶんこのプロパティに関してはその方がいいでしょう。
以下がウイザードに従った画面の流れです。ウイザードを使うときの注意としてはふりがなの基になるコントロールから起動するということです。この場合は「姓漢字」と「名漢字」になります。
姓漢字のふりがなプロパティ
ふりがなコントロールウイザード
漢字に変換するときに、入力したかなでそのまま変換される場合は問題ありませんが、訓読みや熟語で入力した場合など、よみが合わない場合は入力された内容でそのままかなにも表示されてしまいます。その時は手動でかなを直して下さい。
ついでなので全てのフィールドのIME入力モードを見直しておきましょう。
ひらがな:日本語で入力できるものは基本的に全てこの設定で問題ないでしょう。
使用不可:生年月日、メールアドレス等半角英数字のみしか入力できないものはこの設定にして下さい。「オフ」とかにしてしまうと初期状態ではいいのですが、IMEを切り替えられるとかなが入力できてしまいます。使用不可にしておけばカーソルがこのフィールド内にとどまっている限り、IMEが無効になります。
姓かなのIME入力モードのプロパティ
生年月日のIME入力モードのプロパティ
タブオーダーに関してもここで設定しておきます。タブオーダーとはTabキー又はEnterキーでフィールドを移動するときの順番です。オートフォームで作成したときはそこも考慮されて、基本的には画面の左から右、上から下へ項目が移動するように設定されています。しかしコントロールを後で追加したり削除したりしたときはそれが崩れてしまいます。後から追加したコントロールのタブオーダーが最後になります。ここで一通り見直す必要があります。ついでに項目の位置を変更しておきたい場合はここでやっておきます。
配置リボンのタブオーダーをクリックすると、専用のプロパティが開きます。セクション毎に正しい順にドラッグして変更していきます。
F_家族に関しても同様にタブオーダーを設定しておきます。
次回では住所入力支援プロパティについて考えます。
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