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クエリーの前にフォーム?

 今回からフォームの作成に入っていきます。つまり、テーブルという入れ物を用意したのでその中に入れるデータを入力していく手段としてフォームを設計していきます。

 ここであれ?、テーブルの次はクエリーじゃないの?と思われた方もいるかもしれません。確かに一般的な解説本ではテーブルの次はクエリーの説明が載っていることが殆どです。でも私の考えではテーブルの次にクエリーを習得しようとするからデータベースシステム自体がわからなくなってしまうのではと思います。

 ACCESSにおけるクエリーというのはそもそも何でしょう。クエリーの実体はSQLです。SQLとはプログラムからデータベースを操作する為の手段(インターフェース言語)です。そしてクエリーとはSQL言語を知らなくともそれが実装できるGUIを備えたツールであり、オブジェクトそのものであり、フォームやレポートと連携して動作し、単体でも機能を果たす優れものなのです。それ故に奥が深く、真に理解するにも時間がかかるのです。

 いわばテーブルとフォーム或いはテーブルとレポートの間に存在し、繋ぎの役目を果たします。つまり、テーブルからフォームやレポートにデータを表示してくる時に様々な複雑な条件で検索し、時には計算し、時にはグループ毎に集計したり、データの更新までやってくれます。

 先に単独でクエリーを学習してしまうと、それをフォームやレポートでどう連携していくのかが逆にわからなくなってしまう可能性があります。まずはフォームを覚えて、クエリーを使う事の必要性、メリットをしっかり認識してからクエリーの学習をした方が体系的に覚えられると思います。

 この章でまずやろうとしている事は生徒名簿のデータをフォームを使ってテーブルに入れることです。実はこの段階ではクエリーは必ずしも必要としていません。クエリーに関しては今後必要な場面が出てきた段階で詳しく解説していきます。

 それではいよいよフォームの設計に入りましょう。つまり各入力項目を決めていく必要があるわけですが、基本的にはテーブルと同項目がフォームにあればいいわけで、考えなければならないのはレイアウトとコントロールの種類です。コントロールとはつまりテキストボックスとかコンボボックスとかチェックボックスとかですね。

 どのコントロールを採用するのが適切かを決めるのも深く考えると実は難しく、データの型や長さで決定する場合もあるし、適用される場面や入力する人の習熟度等で変わってきます。初心者向けに全てマウスのみの操作で済ませる方がいい場合もあるし、熟練したオペレータがキーボードのみの操作を要求する場合もあります。

 過去に開発したシステムで商品マスタを索引するのに商品の入力欄をコンボボックスにしたところ、商品コードは全て暗記しているのでテキストボックスでいいとユーザーに言われたこともあります。その熟練した入力者にとってはコンボボックスが開くのさえ、鬱陶しく感じられたのでしょう。

 本来なら項目1個1個について配置とコントロールタイプを吟味して決めていく必要がありますが、ACCESSには便利が機能があってそれはオートフォームを呼ばれるものです。これは元になるテーブルさえ指定してボタンを1回押せば自動的にフォームを作成してくれるというものです。

 レイアウト、コントロールの選択、テーブルとの関連づけは全て自動でやってくれます。もちろん業務で使うにはこれで済んでしまうというものではありませんが、入力項目が多い場合などはとりあえずのたたき台として役に立つ場合があります。

 次回では実際にオートフォームで作成したものを見ながら、それをどう変更して実際に業務で使えるものに仕上げられるか検討していきましょう。
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テーマ : データベース
ジャンル : コンピュータ

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