テーブルの実装
いよいよ実際にテーブルを作成する段階になりました。ここまで来るのに大分時間をかけましたが、データベースシステムの構築においては、実際にプログラムを作る前にいわゆる設計作業をどれだけしっかりやるかがその後の工程に大きく影響します。先を焦って設計作業をおろそかにしてはいいシステムは作れません。
もっともACCESSでのシステム作成においてはプログラム開発が進んでからの設計変更も比較的容易(他への影響範囲を最小限にして)に出来るようになっています。
まずテーブルを作るためには新規でデータベースを作ります。データベース名は「生徒名簿」としておきます。尚今後、実際の基本的な操作方法に関しては、このブログでは特に必要がない限り解説しませんので他の解説本等を参照して下さい。
テーブル名に関しては「T_生徒名簿」「T_家族」とします。「T_」を付加したのはそのオブジェクトがテーブルであることを明示するためです。今後クエリーやフォームが増えていった場合、名称のみを見てそのオブジェクトが何であるかわかるようにするためです。逆に言えばオブジェクトが違えば同名が許されるという事でもあります。例えばクエリーを作る時に元になるものはテーブルでもクエリーでも可能です。クエリーデザイナーを見ただけでそのオブジェクトが何であるかわかった方が便利です。
では実際にテーブル仕様に基づいて作成したテーブルを以下に示します。
生徒番号テーブル
家族テーブル
フィールド名ですが、ACCESSでは日本語名は自由に使えます。他のデータベースですと半角英数字しか使えない等制限があったりしますが、わかりやすさという観点から日本語名が使えるというのは便利です。
学年に関してですが、これだけ数値型にしてあります。数値型は更に「バイト型」「整数型」「長整数型」等があります。各々の型によって記憶領域のサイズと実際の値の取り得る範囲が変わります。詳しくは以下のヘルプを見て頂きたいのですが、つまりは実際に発生するであろうデータを予め想定して型を決めておく必要があるという事です。少なくとも学年に関してはバイト型で十分です。
家族テーブルの学年
データ型の概要
テーブルに関してはまあこの位にして次に進みましょう。次回ではフォームに関してです。
もっともACCESSでのシステム作成においてはプログラム開発が進んでからの設計変更も比較的容易(他への影響範囲を最小限にして)に出来るようになっています。
まずテーブルを作るためには新規でデータベースを作ります。データベース名は「生徒名簿」としておきます。尚今後、実際の基本的な操作方法に関しては、このブログでは特に必要がない限り解説しませんので他の解説本等を参照して下さい。
テーブル名に関しては「T_生徒名簿」「T_家族」とします。「T_」を付加したのはそのオブジェクトがテーブルであることを明示するためです。今後クエリーやフォームが増えていった場合、名称のみを見てそのオブジェクトが何であるかわかるようにするためです。逆に言えばオブジェクトが違えば同名が許されるという事でもあります。例えばクエリーを作る時に元になるものはテーブルでもクエリーでも可能です。クエリーデザイナーを見ただけでそのオブジェクトが何であるかわかった方が便利です。
では実際にテーブル仕様に基づいて作成したテーブルを以下に示します。
生徒番号テーブル

家族テーブル

フィールド名ですが、ACCESSでは日本語名は自由に使えます。他のデータベースですと半角英数字しか使えない等制限があったりしますが、わかりやすさという観点から日本語名が使えるというのは便利です。
学年に関してですが、これだけ数値型にしてあります。数値型は更に「バイト型」「整数型」「長整数型」等があります。各々の型によって記憶領域のサイズと実際の値の取り得る範囲が変わります。詳しくは以下のヘルプを見て頂きたいのですが、つまりは実際に発生するであろうデータを予め想定して型を決めておく必要があるという事です。少なくとも学年に関してはバイト型で十分です。
家族テーブルの学年

データ型の概要

テーブルに関してはまあこの位にして次に進みましょう。次回ではフォームに関してです。
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