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Hello World(2)

実機へのインストール

エミュレータでの動作が確認できたところで、実機にインストールしてみましょう。その為にはUSBドライバ等々を最初にインストールしなければなりません。

実機へのインストール
 
ウインドウ→Android SDK AVD Managerを選択します。

実機へのインストール 
Available Packagesを選択し、右のウインドウでThird party Add-onsを展開し、更にGoogle Inc.を展開します。

実機へのインストール 
その中でGoogle USB Driver package,revision4にチェックを入れて、Install Selectedをクリックします。

実機へのインストール 
Accept Allにチェックを入れて、インストールをクリックします。

実機へのインストール 
インストールが終了したら、閉じるを押します。

実機へのインストール 
念のため、上のフォルダ内にandroid_winusb.infが存在することを 確認します。

USBドライバのインストール
 
 この後は端末機種毎に違うので、各メーカーのサイトなどから検索し、ダウンロード、インストールします。

Android端末側の設定
 
 端末側の準備としては設定パネルでUSBデバッグのチェックをONにします。

PCとAndroid端末との接続

 以上の準備が出来たら、PCとAndroid端末をUSBで接続します。

実機へのインストール 
 実行→実行構成と進みます。

実機へのインストール 
実行構成のパネルでは、HelloAndroidアプリケーションを選択し、ターゲットタブで手操作をチェックし、実行をクリックします。

実機へのインストール 
 実機端末のシリアル番号が出ますので、それを選択し、OKボタンを押します。すると、プログラムが転送されて、実機側でプログラムが実行されると思います。

 今後は実機を繋いだまま、開発・デバックが可能になります。速度的な面を考えると実機があるんであればエミュレータでテストするより速いし、確実だと思います。

 もちろん一度転送されたアプリケーションはAndroid端末単独で実行されます。

 次回以降はいよいよデータベースを使った開発に取り組んでみたいと思います。
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テーマ : データベース
ジャンル : コンピュータ

Hello World(1)

新規プロジェクトの作成

 開発環境が整ったところで、まずは何かアプリを作ってみましょう。ここは例に漏れずHello Worldを表示してみます。Eclipseを立ち上げ新規プロジェクトを作成するところから始めます。

新規プロジェクトの作成
 
メニューバーのファイル→新規→その他と進みます。

新規プロジェクトの作成 
Androidプロジェクトを選択し、次へをクリックします。

新規プロジェクトの作成 
プロジェクト名を入力し、ターゲット名でAndroid2.2にチェックを入れます。続いてアプリケーション名、パッケージ名、Activity名、SDKのバージョンを入力します。

ユニークな名前であれば、特に細かな命名規則はなさそうですが、やはり日本語名は避けた方が無難な気がします。間違った入力をした場合は、Eclipseがこまめにエラーで返してくれるのでその点は楽です。

今回作るアプリは画面があるので、Create Activityにチェックを入れてActivity名を入力します。

新規プロジェクトの作成 
プロジェクトが作られると、パッケージエクスプローラーに上のように表示されます。自動的に必要なフォルダ、ファイルも作られます。

画面の設定

次にHello Worldが表示される画面のデザインを作成します。画面のデザインを定義しているファイルはres(リソース)フォルダのlayoutフォルダ内に作ります。ファイルの形式はxmlファイルになります。標準でmain.xmlが一つ作られます。これを修正していってもいいのですが、ここでは新たにファイルを作っていきます。 

画面の設定   

  画面の設定
main.xmlのところで右クリックし、新規→その他を選択します。

画面の設定 
Android→Android XML Fileを選択し、次へをクリックします。

画面の設定 
ファイル名を入力し、リソースタイプを選びます。フォルダはファイルが格納される場所ですが、これはこのままにします。次に入力するのがレイアウトのベースとなる種類になります。ここでは詳しいことは置いといてとりあえずLinerLayoutにして、完了をクリックします。

画面の設定  
すると、Layoutフォルダの下にhelloworld.xmlが作成されますので、選択し、右のウインドウでhelloworld.xmlタブをクリックします。Graphical LayoutタブではGUIで部品を配置していくことでデザインを作っていくことが出来ますが、ここではxmlファイルを直接記述していくことでデザインしていきます。(その方があとあと変更しやすくなりますので)

画面の設定  
ベースとなる雛形が出来ていますので、今後は必要な部分を追記・修正していく形になります。XMLファイルを新規に作成するときにLinerLayoutを選んだと思いますが、それで上のようにXMLのルートタグとしてLinerLayoutタグが作成されたわけです。

画面の設定 
次にHello Worldというテキスト文字を表示させるために、TextViewタグを追加します。属性としてHello Worldを記述しています。

プログラムの作成 

レイアウトを作成したら、それを表示させるためのプログラムを作成します。Androidアプリのプログラムファイルの拡張子は.javaになります。作成する場所はsrcフォルダ配下です。プロジェクトを作成すると、自動的に以下のようにHelloAndroidActivity.javaという雛形ファイルが作られます。

プログラムの作成  

プログラムの作成 
ダブルクリックして開くと、既に基本的なプログラムの構成要素は出来ているので、必要な部分を追記していきます。

プログラムの作成 
プログラムを実行してまず処理されるのが画面(今後はActivityといいます)が作成されるときの動作です。それがHelloAndroidActivityクラスのonCreateメソッドです。

setContentViewでActivityを開きますがその時の引数としてR.layout.helloworldを指定します。とりあえずこれでプログラムは完成です。

プログラムの実行

あとは実行するだけです。

プログラムの実行 

まずツールバーの実行ボタンを押します。

プログラムの実行 
次にAndroidアプリケーションを選択し、OKボタンを押します。

プログラムの実行 

エミュレーターが起動しますがこれだけでは何も起こりません。次にMENUボタンを押します。

2011083000075.png 
無事成功です! Hello Worldが表示されました。これで一通り、プログラムを動かすまでの流れが理解できたと思います。次回では実機での実行をしてみたいと思います。

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ジャンル : コンピュータ

アンドロイド開発環境の構築(2)

Android SDKのインストール

 AndroidのSDKをインストールします。下記URLよりダウンロードして下さい。

http://developer.android.com/sdk/index.html
Android SDKのインストール 
Windows用の解凍ファイルをダウンロードします。

Android SDKのインストール 
任意の場所に保存後、解凍して下さい。

解凍したフォルダをCドライブ直下コピーします。

Android SDKのインストール 

ADTのインストール

 次にAndroid Development ToolsというプラグインをEclipseにインストールします。

ADTのインストール 
Eclipseを起動し、メニューバーのヘルプ→新規ソフトウエアのインストールを選びます。

ADTのインストール 
そのまま追加ボタンを押して下さい。

ADTのインストール 
サイトの追加で名前とロケーションを上の通りに入力して下さい。

ADTのインストール 
Developer Toolsにチェックを入れて、次へをクリックします。

ADTのインストール 
次へをクリックします。

ADTのインストール 
使用条件に同意し、完了をクリックします。

ADTのインストール 
OKをクリックします。

ADTのインストール 
はいをクリックして再起動します。

Eclipseの環境設定

続いてAndroid SDKのパスの設定を行います。

Eclipseの環境設定 
ウインドウ→設定を選びます。

Eclipseの環境設定 
そのまま続行ボタンをクリックします。

Eclipseの環境設定 
Android→参照ボタンを押します。

Eclipseの環境設定 
Android SDKをインストールしたフォルダを選択します。

Eclipseの環境設定 
SDKロケーションを確認し、OKボタンを押します。

Eclipseの環境設定 
警告メッセージが出ますが、そのままOKボタンを押します。

更にSDKコンポーネントの追加を行います。ここではターゲットとするAndroidのバージョンにあったコンポーネントを追加します。

Eclipseの環境設定 
ウインドウ→Android SDK and AVD Managerを選択します。

Eclipseの環境設定 
Availables PackagesのAndroid Repositoryを展開します。

Eclipseの環境設定 
今回はAndroid SDK Platform-tools,revision 5とSDK Platform Android2.2 API8,revision 2を選択します。ここは動作させたい実機のバージョンに合わせて選んで下さい。

Eclipseの環境設定 
Accept Allを選んで、インストールをクリックします。

Eclipseの環境設定 
はいをクリック。

Eclipseの環境設定 
インストールが完了しました。閉じるを押します。

Eclipseの環境設定 
ターゲット名にAndroid2.2が追加されたことを確認します。


AVDの設定

環境構築の最後にAndroidエミュレータのAVD(Android Virtual Device)をインストールしておきます。実機がなくともこの仮想デバイスでテストが出来ます。

AVDの設定 
ウインドウ→Android SDK and AVD Managerを選択します。

AVDの設定 
Virtual devicesを選択し、新規ボタンを押します。

AVDの設定 
名前は任意です。ターゲットはAndroid2.2を選びます。ビルトインはDefaultを選んでおきます。そしてCreate AVDボタンを押します。

AVDの設定 
一覧に追加されました。

さっそく動作を確認してみます。
ADTのインストール 
選択し、開始ボタンを押します。

AVDの設定 
そのまま起動ボタンを押します。

AVDの設定 
エミュレータが起動しました。

以上で開発環境の構築を一通り完了です。次回はとりあえず何かアプリを一つ作ってみます。例に漏れず「Hello World」を作ってみましょう。

テーマ : データベース
ジャンル : コンピュータ

アンドロイド開発環境の構築(1)

 Android OSに標準で搭載されているオープンデータベースにSQLiteというものがあります。携帯端末に本格的なデータベースが搭載されたことにより、今後スマートフォンの業務利用がますます高まっていく事でしょう。

 このブログでは携帯端末でいかにデータベースを活用していくかという事をテーマに記事を書いていこうと思います。

 まずは開発環境の構築ですが、GUIのインストーラーが標準で用意されるようになったとはいえ、慣れないと最初はなかなか敷居が高いものです。結構何種類にも亘って手順を踏まないといけないので、色々と複数の書籍にあたったり、注意しなければならない事があったりとつまずくこともあるので、まずはそのあたりから解説したいと思います。

 今後何回かに分けて手順を追っていきますが、最初にJavaの開発環境をインストールします。

JDKのインストール

 下記URLよりJDKをダウンロードします。

http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/jdk6-jsp-136632.html

JDKのインストール
 
ダウンロードタブ→ダウンロードボタンをクリックします。

JDKのインストール 
Windows環境で開発する前提で、Platform:Windowsを選択し、Continueをクリックします。

JDKのインストール 
Java SE Development Kit 6u21をクリックします。

JDKのインストール 
保存せず、直接実行しましょう。

JDKのインストール 
実行するボタンをクリックします。

JDKのインストール 
次へをクリックします。

JDKのインストール 
標準インストールしますので、そのまま次へをクリックします。

JDKのインストール 
インストール先も変更せず、次へをクリックします。

JDKのインストール 
ブラウザを開いていた場合は、このメッセージが出ますが、ブラウザを終了して続行をクリックします。

JDKのインストール 
これでJavaの開発環境はインストールされました。完了をクリックします。

次にコマンドラインでのコマンドを入力しやすくする為に、パスを通します。コントロールパネルのプロパティを開きます。
JDKのインストール 
詳細設定タブの環境変数をクリックします。

JDKのインストール 
システム環境変数の新規ボタンをクリックします。

JDKのインストール 
インストール先を変更していなければ、変数名と変数値を上のように入力します。

JDKのインストール 
次にシステム環境変数のPathを選択し、編集ボタンをクリックします。

JDKのインストール 
変数値を上のように、既存の値の先頭に追記します。

JDKのインストール 
OKボタンをクリックします。これで環境変数の設定は終わりました。

Eclipseのインストール

 次にアンドロイド開発をする上で、現在推奨される標準の統合開発環境となっているEclipseのインストールを行います。以下URLよりダウンロードして下さい。

http://mergedoc.sourceforge.jp/

Eclipseのインストール 
今回は日本語プラグインがあり、安定版のEclipse3.5を選択します。

Eclipseのインストール 
言語はJava、Standard All in Oneを選択します。

Eclipseのインストール 
保存をクリックします。

Eclipseのインストール 
適当なフォルダに保存し、解凍します。

解凍したフォルダに入っている上の2つのフォルダをCドライブ直下にコピーします。あとはeclipseフォルダに入っているeclipse.exeをデスクトップにショートカットを作成しておきます。

eclipse.exeを実行すると、下のような画面が現れます。

Eclipseのインストール 
Eclipseを実行する上でのワークスペースですが、このままOKで構いません。

Eclipseのインストール 
最初は何もない新規画面が現れます。

ここで開発時の文字コードの設定を行います。
Eclipseのインストール 
メニューバーのウインドウの設定を選択します。

Eclipseのインストール 
一般→ワークスペースを選び、テキストファイルエンコードをその他「UTF-8」にします。

 次回はAndroid SDKのインストールから行います。

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ジャンル : コンピュータ

工事台帳管理システム

 この工事台帳管理システムはネットワーク対応となっており、複数の所属毎の権限設定まで出来ることが特徴となっています。

 労務費は工事毎班毎に管理され、材料費は工事毎代理店毎に管理されます。月毎に支払残高がわかり、損益が工事期間を通してわかるようになっています。

 処理の流れとしては、各種マスタの設定をした後、工事予算書の入力をして、各月の元請けへの請求額と下請けへの支払金額を入力していきます。

ログイン
 ログイン

メインメニュー

メインメニュー 

パスワード変更

パスワード変更 

担当者メンテナンス

担当者メンテナンス 


客先メンテナンス

客先メンテナンス 

客先担当者メンテナンス

客先担当者メンテナンス 
客先の担当者が複数いる場合にこのテーブルで管理します。

施工班メンテナンス

施工班メンテナンス 

代理店メンテナンス

代理店メンテナンス 
資材、材料を代理的経由で調達している場合に代理店のデータを入力します。

工事予算書入力

工事予算書入力 
費目毎の工事金額を入力しながら、その割合、損益を確認して作成を行えます。

工事予算書修正

工事予算書修正 
管理者は担当者が作成した予算に対してこの画面で承認を行えます。

工事検索

工事検索 
作成した予算書を様々な条件で検索できます。

工事請求入力
 
工事請求入力 
工事毎に請求・支払をたてていきますが、請求先毎に締めのタイミングは変更できます。労務費、材料費も工事毎に支払残高を管理できます。又、請求への承認行為もこの画面で行います。

工事検索

工事検索 
過去の請求に関しても検索画面で様々な条件で検索できます。
 

各現場支払状況範囲指定

各現場支払状況範囲指定 
工事毎の請求・支払状況又予算・実績管理の為の帳票を様々な条件で出力できます。

各現場支払状況出力イメージ(全体)

各現場支払状況出力イメージ(全体) 
全工事を通しての予実管理を行います。

各現場支払状況出力イメージ(担当者別)

各現場支払状況出力イメージ(担当者別) 
各担当者が管理している現場毎の数字を出力します。

変更履歴

変更履歴 
管理者は工事・請求入力の変更履歴を閲覧することが出来ます。

 当然のことながら、工事の種類により、様々な管理項目の過不足があると思いますが、今回紹介した機能をベースに予算の範囲内で、カスタマイズは可能です。

 又、残高の管理方法の変更、出力帳票の追加等、御相談に応じます。

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